<北アルプス山麓グランフォンド2016参加レポ 中編からの続き>
美麻エイドから見える激坂
大体50km地点の第三エイドに到着すると…エイドの脇になかなかエグい坂道が見えますw
エイドを出たらすぐにここを走ることになるんだぜ?
ってのを嫌でも見せつけられる立地というのがこれまたニクいw
「峠のお守り」バナナをいただきながら激坂を眺めた後、覚悟を決めて出発。
上り坂はマイペースで
今回おそらく1,2を争うキツイ区間。
斜度は最大10%くらい。平均で6~7%くらいを4kmほど走るコース。
貧脚の自分はスピードが10km/hも出ませんwいいとこ8km/h程度。
ちなみに坂はそれぞれのペースでというのが大事。
1番登れる1人は先行(多分次のエイドについたら待っててくれてる)するけど、ちぎれてもマイペース。
無理についていくと、脚が残らないからね。無理なく、でもそこそこ頑張ってひたすら登る。
ひたすら登って…カーブの先にはきっと下りがあるに違いない…なんて思いながらカーブに差し掛かるも
その先も登りという事実にげんなりしながら、ただひたすら自分のペースで登り続ける。
あーしんどいけど楽しいー(マゾ
なんとかかんとか4kmの距離、約300mを登り切り
先行した2人とエイドで合流。
冷えたトマトが美味しいのなんの
トマトの他にも、名産の野菜を漬けたモノ等をいただき、塩分も補給。
景色が最高。でも暑い…w
その後は登ったり降りたりのアップダウン激し目のコース。
坂では15km/hでれば速い方、下りは40~50km/h
こんな感じの繰り返し。
標高1000m程の地点から。眺めがもう最高。
去年はずっと曇り・雨で景色を楽しむ余裕がなかったので
今回は天気に恵まれて嬉しい。暑いけどw
ちなみに眺めは良いんだけど、日差しはキツイ…w
あと坂も地味にキツイ…w
しかもアツイ。雨が降るよりは全然良いんだけれども。
日差しがなかなか強いので、木の陰が凄く助かる。
木漏れ日が凄く綺麗。
アップダウンを楽しみながら、景色も楽しめる区間でした。
途中のエイドで、味噌おにぎりをいただく。
また一気に下った後は、ゴールまで登るだけ
そこそこキツ目のアップダウンを何度か繰り返した後、また一気に下り、標高600m程の地点へ
下りきったら、あとはゴールまでの約35kmはずっと登り基調となります。
山に入るまでの平均斜度は2%に満たない程度なので、随分と楽ではあります。
先行した仲間の一人を追いかける為、2人で途中の土手沿いの道で一気にスピードを上げて追い上げ
(これホントに楽しかった。大体37km~40kmペース。牽いてもらうだけだったけどw)
次のエイドで追いつき、エイドでのフルーツに舌鼓を打つ。
長野の巨峰
ブルーベリー。凍らせたものなので、冷たくてかつシャリシャリして美味い。
最終エイドでは、おざんざと一口ドーナツで補給
最後の登り頑張るぜー。
最後の最後で…
山に入り、ゴールまで残り5kmという所で…
いきなり豪雨!前触れもなにも無くw
ポツポツ来てから徐々に強く…なんてこともなく、いきなり「ドバーッ」と降り始めたので
「は?え?何?マジで???」と声に出して驚いてましたw
しかもこれからラスト2kmの激坂を迎えようかと言う所でw
とはいえここまでの走行で熱くなった身体がいい感じにクールダウンできたので
ある意味よかったかも?w
まあボヤいてもしょうがないので、最後の力を振り絞って激坂を登り切る。
最後は3人揃ってゴール。
パーソナリティのハイテンションなおねーさんが、ハイテンションな声でおかえりなさーいとマイク越しに声を掛けてくれる。
今年もなんとか完走。
身体もバイクもずぶ濡れだけど最高の達成感でした。
そして、達成感を感じきった後は雨の寒さに打ち震えるw
完走証をもらい、早めに宿まで撤収。さむいw
着替えを済ませて、帰りの道中で温泉と夕飯を済ませた後
僕は糸魚川まで仲間に送ってもらう。ありがとうー。
糸魚川からは上越新幹線で東京へ。
東京駅から自走で帰る気力は沸かずw最寄り駅まで輪行。
到着したのは日付が変わるころ
達成感を噛み締めながら、荷物の片付けもそこそこに
倒れるように就寝。次の日は仕事ですよ…OH…
まとめ
天気は(終盤まで)良かったので、景色を十分楽しむことができたのが良かったなあ。
あと、個人的な今回の目標「一度も足をつかずに登り切る」が達成出来たのも嬉しい。
この辺は新しいバイク(機材)の勝利かも。
あと、多くの参加者が居る中だと、自然とペースの近い人も多くなるのは必然で
道中で何度も見かける参加者が結構居たりします。
走りながら「お、また出会った~」と心のなかでつぶやいて嬉しくなったり…なんてこともありましたw
FORTUNA・そに子・箱学・リラックマのジャージの人とは何度も抜いたり抜かれたりしたり、どのエイドでも見かけてた気がしますw
どうもお疲れ様でした。名も知らぬ参加者の方々。すんごく楽しかったです。
来年も行けることを目指したいと思います。
最後に、走行記録を